【レビュー】裁断不要な簡単にデータ化できるスマートスキャナー「CZUR Shine」が自炊に最適!

本や紙資料を整理しているとよく思うことがあります。

「取ってはおきたいけどかさばってしまう・・・」
「電子データ化してスマホやPCで見れたら便利なのに・・・」

こんな悩みを解決するためには、いわゆる「自炊」(”自分でデータとして吸い出す”の俗語)という行為が必要です。

そんな「自炊」に便利なツールとして、裁断不要で簡単に紙媒体を電子データ化できるスマートスキャナー「CZUR Shine」が、クラウドファンディングのmakuakeに登場!

今回はこの便利なスマートスキャナー「CZUR Shine」を販売前に先行してお借りできたので、じっくりレビューしてみます。

 

目次

かさばる紙媒体を簡単に本格デジタル化

我が家では小学校に通う息子がいますが、学校からもらってくるプリントの量がハンパないです。

お知らせや予定案内、テストなどの成果物など、毎日5枚以上は学校から何かしら持ち帰ってきます。

結構大事な内容が書いてあることが多く、目を通したあとも簡単には捨てられないので、ファイルして保管していますが、増加のペースがハンパないです・・・。

コレです。めっちゃかさばります・・・。

今年はコロナの影響もあって、学校にいったのは約3ヶ月くらいですがこの量。

このままでは卒業する頃に図書館ができるレベルです。

こんな悩みを解決するツールが、スマートスキャナーです!

 

コンパクトに進化した「CZUR Shine」の特徴

「CZUR Shine」は、これまでも「CZUR」(シザー)シリーズとして、スマートスキャナーがいくつか製品化されている中の最新版。

簡単にスキャンできる各種機能はそのままに、製品本体がかなりコンパクトに設計されていることが特徴です。

これまで搭載していた本体ディスプレイ等を除外することで500gの軽量化。

パッと見た感じでは何やらよく分からない棒が直立している物体ですが、ちゃんとしたスマートスキャナーです。

 

収納しているアーム部分を回転させて・・・

 

こんな感じでPCと接続して、スキャンできます。

 

本体一式の付属物は以下のとおり。

  • CZUR Shine本体
  • 作業マット(黒)
  • USBケーブル(Type−A)
  • フットペダル
  • 専用指サック
  • 取扱説明書(日本語対応)
  • スキャンソフトインストール用のCD-ROM

スキャンするソフトウェアはMacにもWindowsにも対応。

バージョンが古い場合もあるので、ネットからダウンロードするのがオススメです。

 

底面にはUSB端子が2つあり、1つはPCへのUSB接続用、もう1つはフットペダルにケーブル用です。

デスク上に設置してもコード引っかからないようなトンネル構造になっていて便利。

 

コンパクトに収納されているスキャナー本体の柱部分は伸ばすことも可能。

74mmの引き上げができ、より広い範囲を撮影できます。

 

「CZUR Shine」を使ってみた!

では、早速PCに接続して本や紙をスキャンしてみます。

ちなみに記事化するにあたり、ここで画像を載せると著作権云々があり、法的な面も気になるので簡単に調べてみました。

どうやら「自炊」したデータの私的利用であれば合法みたいですが、この枠を超えてしまうと、違法性も出てくるようなので、以下画像では一部加工も入れていますので、あしからず。

気になる方は「自炊 法律」などで検索してみてください。

画像認識精度の高い専用アプリ

子どもの習い事であるバイオリンのレッスンノートに利用するため、楽譜をスキャンしてみました。

こんな感じで、本の枠を自動でアプリが認識してトリミング。キレイなスキャンデータを作成できます。

先ほどの画像であったように、フワッと紙が盛り上がっている状態でも、画像を自動でフラットな状態加工してくれます。

 

続いて、子どもの学校での成果物である”テスト”をスキャン。

少し意地悪をして、わざと紙を斜めにおいた状態でスキャンしてみましたが、スキャンしたデータは真っ直ぐな方向にを向いています。(左メニューバーのとこ)
アプリで自動回転して調整してくれるみたいです。

奥向きが雑な状態でもキレイなデータとして残せますね。これはすごい!

 

作業マットが地味に便利

本体に付属される作業マットがかなり便利と感じました。

A3くらいの紙が置ける広さがあるので、大概の本や紙媒体であれば、この作業マットの上に納まります。

作業マットとスキャナー本体の位置関係も、作業マットに切り欠きがありそこに合わせるだけ。

センター位置を気にせずとも視覚的に合わせて設置できます。

また、作業マット裏面は滑りにくいゴム素材の加工が施されています。

本をめくったり、資料を差し替えたりしてもマットがズレませんでした。こういう細かい配慮が大事。

 

連続してスキャンするならフットペダルが便利

スキャンする時は、PCのアプリ上でスキャンボタンを押すのですが、連続して何枚もスキャンする際は、フットペダルが大活躍。

手元でページをめくって、足でカチカチと。

余談ですが、歯切れのよいカチカチ音で踏むのがクセになる快感です。笑

ペースを上げて、「手元めくって足でカチッ」「「手元めくって足でカチッ」という動作を2〜3秒ごとに繰り返してみても、問題なくスキャンも付いてきます。データ化速度のレスポンスも良い感じです。

 

暗いときは本体付属のデスクライトを使用

照度が足りないと感じたら、本体のカメラ部分横にある2つのライトでスキャン素材を照らすことも可能です。

本体台座部分のスイッチを押すと点灯。ダイヤルで照度を調節できます。

注意点としては、光が結構強いので、光沢のあるような紙の表面だと光が映りこんでしまって、スキャンデータもホワイトアウト状態になります。

部屋の中であれば、蛍光灯が付いていれば、デスクライト機能なしでもスキャンデータは鮮明に取り込めると思います。

 

「CZUR Shine」の気になる点

とても便利なスマートスキャナーですが、使ってみて気になったことも書いておきます。

 

本体はコンパクトだか持ち運びにはもう1歩

全シリーズより軽量化され、これだけの機能をもつスキャナーながら重さは1kgとかなり軽い部類。

ただ、これをカバンに入れて気軽に持ち歩けるかというと・・・個人的にちょっと物足りない感じが残ります。

せめて、台座部分と折れ曲がる柱部分が分離できるような構造であれば、持ち運びも容易になるのではないかと思いました。次回作での構造進化に期待です。

カバンに入れて外出先でもしたい人は、持ち運び用の専用防滴バックパックも同時にクラファン実施されています。

 

湾曲補正機能がうまく機能しないことも

アプリ側の便利な機能の1つに湾曲しているページの自動補正機能があります。

分厚いページの折れ曲がったページを、アプリ側のスキャンデータで自動的に引き延ばす機能です。

上の画像よりはもう少し湾曲している状態でスキャンしてみると、一部データはこんな感じに。

上のスキャンした画像データは、先ほどの著作権絡みで薄くぼかしいれてますのでご了承を。

その上で、ぼかしがない状態では文字自体は読めないことはないですね。

ただ、真っ直ぐ綺麗に読み取ったデータかと言われるとちょっと疑問が残る部分も。

もっとも、湾曲しているペーシをもう少し手で押さえたら、綺麗なデータに出力されたので、極端に湾曲していなければ、それなりに補正してくれます。

リアルタイムでスキャンしたデータを確認して、曲がった状態に出力されたら、すぐにスキャンし直した方が良いですね。

 

本や紙資料を整理するのに超便利なスキャンツールでオススメ!

意外とやってる人も多いかと思いますが、スマホのカメラで紙資料を撮影することありますよね。

確かにスマホ撮影でデータ化するのは一時的には便利なんですが、我が家のような定期的に配られる配布物や大量にページがある本の整理・補完となると、さすがにスマホカメラ撮影だとキツい・・・。

やはり専門のスキャナーを使いたいところ。

書籍から紙媒体のプリントまで、誰でも簡単にスキャンできる「CZUR Shine」は、本や紙を”自炊”整理する際の強力な助っ人。あると超便利な1台です!!

 

「CZUR Shine」は、makuakeでのクラファン開始後、すぐに目標金額を達成。

記事作成現在(9月6日AM頃)で支援金額1,700万円以上、800人近い支援者、目標金額3000%以上達成という超人気案件です!

2020年11月6日まで実施され、早期割引の枠も少なくなってきているので、気になる方は早めにクラウドファンディングに参加してみてはいかがでしょうか!?

2022年5月には、CZURシリーズ最新のエントリーモデル「CZUR Lens Pro」が登場!

スキャンに必要な機能を搭載しつつコストパフォーマンスを追求した「CZUR Lens Pro」のレビュー記事もぜひご覧ください!

MONOTIVE(モノティブ)
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