POURX OURAレビュー:ハンドドリップコーヒーの入れ方を光と音でガイド。簡単に再現できるカフェクオリティの味!

街中のコーヒーショップ・カフェ・コンビニコーヒーなど、今や美味しいコーヒーはどこでも手軽に飲めるようになりました。

そんなきっかけからコーヒーの魅力にハマり始めると、「ハンドドリップの美味しいコーヒーを自宅で!!」という、新たなコーヒーへの憧れの念を抱きます。

しかし、いざ美味しいコーヒーを淹れようにも、ハンドドリップの入れ方は少々難しそう…と敷居を高く感じてしまうことも現実。

そんな方にオススメしたいのが「POURX OURA」というスマートコーヒースケール!

光と音でハンドドリップコーヒーの最適な入れ方を教えてくれるスマートコーヒースケールで、ハンドドリップ初心者でも安心して美味しいコーヒーを入れられる優れモノ。

現在、Makuakeにて絶賛クラウドファンディング中「POURX OURA」を先行レビューとして提供していただいたので、使用感を記事にまとめました!

本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。

目次

スマートコーヒースケール「POURX OURA」の主な特徴やスペック

POURX OURAのパッケージ外観
POURX OURAのパッケージ外観

POURX OURA(ポアエックス オーラ)は、台湾発のライフスタイルガジェットのクラウドファンディングを得意とする「uDesign」の製品。

同じコーヒー豆でも、お湯の注ぎ方や蒸らし時間といった細かな抽出技術により味が異なるハンドドリップは、奥深い魅力がある一方で、初心者には少し難しさを感じてしまいがちです。

そんな、ハンドドリップの入れ方を、スマホと連携してリアルタイムで分析しながら、光と音を使ってプロクオリティの味へとガイドしてくれる、これがPOURX OURA」の最大の特徴です。

POURX OURAの主な特徴
  • ハンドドリップのレシピを光と音でガイドしてくれるコーヒースケール
  • スマホアプリと連携して活用
  • 3種類の本格コーヒーの入れ方レシピ「酸味・バランス・苦味」
  • 自分が考案したこだわりの入れ方をレシピ化(データ化)することも可能
  • 目的に応じた3つのモード「スケールモード」「ライトガイドモード」「ハンドドリップモード」を搭載
重量375g
サイズ幅150×奥行き150×厚さ21 mm
電源USB充電方式
連続使用時間8時間
最大耐荷重2000g
付属品Micro USBケーブル×1
アプリiOS10以上、Android7.0以上(日本語・英語・中国語対応)
POURX OURAの主なスペック
POURX OURAの中身一式
POURX OURAの中身一式

こちらがPOURX OURAの中身一式。

コーヒースケール本体と充電用のMicro USBケーブル1本、日本語対応の説明書が同梱されています。

背面側の四隅に滑り止めグリップ配置
背面側の四隅に滑り止めグリップ配置

背面側の四隅には、シリコンのような滑り止め素材が配置されているので、コーヒースケール使用時も安心です。こういう細かい配慮は大事。

大きさも厚さもほど良いサイズ感
大きさも厚さもほど良いサイズ感

POURX OURAの本体サイズは直径150mmほどの円形形状で、厚さは21mm。

一般的にキッチンで使うような電子はかりとそこまで大差はなく、ほどよいサイズ感です。

ブラックカラーに

コーヒースケール本体はブラックカラーに統一。全体的な筐体フォルムも高級感あるデザインに仕上がっていて素敵です。

よく調べると「POURX OURA」は世界3大デザイン賞と呼ばれるドイツのiFデザイン賞2021を受賞しています。どおりでオシャレ。

ブラックギア好きとして、このデザインは結構ツボです。

充電端子はMicro USB…
充電端子はMicro USB…

POURX OURAは、USB充電により稼働します。端子はMicro USBを採用。

そう。先にも後にも、この点だけはどうしても気になってしまう…
なぜ…なぜMicro USBなんだ…

全ガジェットをUSB-C端子へ統一したいと考えている僕として、少し時代遅れになりつつあるMicro USB端子を採用している点は、正直残念に感じてしまったところ…。
まぁ、ユーザーへのコスト追求を実現しつつ美味しいコーヒーを入れるため、と考えておきましょう!

ライトガイドモードで本格的なハンドドリップをコーヒーを入れてみた!

ライトガイドモードでハンドドリップしてみる!
ライトガイドモードでハンドドリップしてみる!

では、早速ハンドドリップで本格コーヒーを入れてみたいと思います。

事前にスマホ(iPhone)にPOURX OURAの専用アプリをインストールしておきます。

最初の1杯目は、平均的な感じで、という考えから、あらかじめ用意された3つの入れ方の「バランス(BALANCED)」の味を選択しました。

スケールモードでコーヒー豆を計量

スケールモードでコーヒー豆を計量
スケールモードでコーヒー豆を計量

「スケールモード」でレシピにあるコーヒー豆の量20gを計測します。

小数点以下1位まで正確に測れるのでイイ感じ。

ちなみに、我が家のコーヒー豆は挽いたものではなく、豆そのままの状態なので、この計量したコーヒー豆をミル挽きします。

ミルで挽きたてのコーヒー豆
ミルで挽きたてのコーヒー豆

挽きたての豆の香りがコーヒー欲をかき立てます。あぁ、早く飲みたい。

これもハンドドリップコーヒーの魅力ですね。

せっかくPOURX OURAで20gの小数点以下まできっちり計量してもらったので、余すことなくドリッパーにセットします。

ライトガイドモードでレシピを選択

ライトガイドモードのレシピを選択
ライトガイドモードのレシピを選択(画像は「酸味」)

ライトガイドモードに設定し3種類のフレーバーから好みの味を選択します。

ライトガイドモードで選べる3種類の味
  1. 酸味(★★★)
  2. バランス(★★)
  3. 苦味(★)
 POURX OURAとアプリを連携
POURX OURAとアプリを連携

スマホのPOURX OURAアプリを起動すると、すぐにBluetoothで検知して、POURX OURA本体と連携してくれます。

白ランプ光ったら準備完了。スマホアプリの「淹れ始める」をタップします。

注ぐお湯の量、蒸らし時間は全て光と音が教えてくれる

光と音で入れ方を完全ガイド
光と音で入れ方を完全ガイド

POURX OURAの光が緑色の時は、お湯を注ぐサイン。通常のハンドドリップと同じように、ゆっくり回しながらお湯を注ぎます。

アプリ画面では、お湯を注ぐスピードもリアルタイム監視してくれているので、「より多くの水」「より少ない水」といった具合で、お湯の具体的な量(スピード)まで完全に指示してくれます。これはすごい!!

赤色は蒸らし時間(お湯は注がない)
赤色は蒸らし時間(お湯は注がない)

一定の量を注ぐと、3秒前のカウントダウンからオシャレで軽快な「ポンポンポン」という電子音が鳴り、POURX OURAのカラーが赤色に変わりました。蒸らし時間です。

赤色というカラーで、お湯を入れてはいけないサインと、目で見て直感的に分かるので、ハンドドリップ初心者でも本当に分かりやすいです!

再び入れ始める3秒前にカウントダウン音が鳴り、緑色に変わったら、またお湯を注いでいきます。

白色になったら完成!
白色になったら完成!

レシピ規定量に到達したら、白色に変わり、ハンドドリップコーヒーの完成です。

とても良い淹れたてコーヒーの香りが、たまらなく良い感じです!

実際のハンドドリップ結果をスコア判定
実際のハンドドリップ結果をスコア判定

アプリには実際に入れたハンドドリップの結果をもとに、類似度としてスコア判定してくれます。

僕の結果は「68%」…コメントには「頑張って下さい」と書かれてましたw

光と音がガイドしてくれるとはいえ、もう少し修行が足りなそうです。はい、頑張ります。

「バランス」の淹れたてコーヒーを飲んでみる

淹れたてコーヒーの味は!?
淹れたてコーヒーの味は!?

完成したコーヒーを飲んでみました。

マグを片手にゆっくりと飲んでみると、口の中でほどよい苦味が広がったあと、酸味というよりかはスッキリとした豆の香りが抜けていく感じです。美味しいです、コレ!!

苦味や酸味というのは、入れ方だけに起因するものでなく、コーヒー豆の種類やコーヒー豆自体の煎り方などにより大きく変わるもの。

僕自身、これまでデロンギのコーヒーマシーンで自動抽出していたコーヒーに飲み慣れていたので、この「バランス」味として入れたコーヒーは、これまで飲んでいたコーヒー豆と同じなのかと疑うほどかなり新鮮な印象を受けました

文字にするなら「新たな美味しさの発見」という感じです!

プロクオリティの3種類のコーヒーを比較してみた感想

3種類のフレーバーを比較してみる!
3種類のフレーバーを比較してみる!

バランスだけでは、コーヒーの味の比較が難しいので、ライトガイドモードで選べる3つのフレーバー「酸味」「バランス」「苦味」を全て入れてみることにしました。

レシピごとに細かく入れ方が変化
レシピごとに細かく入れ方が変化

ハンドドリップのことはそこまで詳しくないのですが、「酸味」「バランス」「苦味」という3つのフレーバーは、お湯を注ぐ量やスピード、蒸らし時間が、細かく異なります。

ハンドドリップって本当に奥深い…あらためて、POURX OURAのガイド力はすごいです。

慣れてきてスコア上昇!
慣れてきてスコア上昇!

慣れてくると、入れたあとに表示されるハンドドリップの結果スコア(類似度)も上がってきました!

類似度82%という結果で「最高」というコメントが出ました。いやいやそんな、もっと頑張らせていただきます。

3つのフレーバーを飲み比べてみる
3つのフレーバーを飲み比べてみる

3種類の入れ方でそれぞれ作ったコーヒーを飲み比べして強く感じたことは「同じ豆でここまで大きな味の変化をつけられるのか」ということ。

特に、「苦味」として入れたコーヒーはすぐにその苦味が分かるほど、コーヒー豆本来のパンチが効いていました。そのまま飲むのも十分美味しいですが、ミルクで割れば、お店クオリティのカフェラテになります。

「酸味」「バランス」のコーヒーは、それぞれ、苦味がほどよく抑えられている印象。さきほども「バランス」の試飲結果で書いたように、酸味というよりはスッキリと香りが抜けていきます。

カフェクオリティのコーヒーを自宅でいつでも飲める!
カフェクオリティのコーヒーを自宅でいつでも飲める!

何回も飲んでみると、よりあっさり感が強い方が「酸味」なのかと思いましたが、実際のところ「酸味」と「バランス」の違いは大きくは感じませんでした。おそらく、豆の種類や、僕自身の再現度が低い抽出技術のせいかと思います…

飲み比べた結果、1番好きな味を選ぶなら「バランス」に軍配です。

カフェで出てくるような本格味のコーヒーを簡単にお家で作れる点はPOURX OURAの大きなメリットです!

POURX OURAの気になる点

ライトガイドモードの3種類レシピが変えられない

3種類のレシピ基本数値が変えられない
3種類のレシピ基本数値が変えられない

ライトガイドモードで選べる「酸味」「バランス」「苦味」の3種類のレシピについて、変更しようと試みたところ、豆の量や水量は固定となっているようで数値は変えられません。

レシピの詳細設定画面
レシピの詳細設定画面

アプリ上からレシピの編集を行ってみようとしましたが、豆の量や水量は、一番上の基本数値というところに入っていて、これは設定変更できないようです。

一人で飲むには「300ml」というコーヒー量は結構多いと思うこともありそうなので、これらレシピの味を引き継いだまま水量を「200ml」や「150ml」といった少量へ減らしたコーヒーレシピへと設定変更できると個人的には嬉しく思います。

今後のアプリアップデートに期待しておきます。

アプリの日本語対応がイマイチなところも(順次アップデート予定)

アプリの日本語対応がイマイチなところも(アップデート予定)
アプリの日本語対応がイマイチなところも(アップデート予定)

POURX OURAのアプリを操作してみると、アプリ自体の日本語対応がイマイチな点が少々あります。

操作する上で全く分からないわけでもないですが、よく読んで理解するには「???」と思うところがボチボチ散見されます。

メーカーに問い合わせたところ、今回提供のPOURX OURA自体は、クラウドファンディング向けの調整段階にあり、アプリの日本語の精度はあまり高くないものの、アプリの修正・アップデートを順次進めているそうです。

この気になる点も今後のアップデートに期待しておきましょう!

POURX OURAレビューまとめ:ハンドドリップ初心者におすすめなスマートコーヒースケール

ハンドドリップ初心者にオススメなスマートコーヒースケール

家庭で本格的なコーヒーを味わえるハンドドリップコーヒー。

その抽出技術はとても奥深いもので、知識や経験により、完成品のクオリティが大きく左右されます。

ハンドドリップ初心者にとってはこれが大きな障壁となりがちです。

今回レビューした「POURX OURA」は、スマホと連携してコーヒースケール本体が光と音で直感的にガイドしてくれるので、ハンドドリップに慣れていない初心者でもお店クオリティの本格コーヒーを簡単に入れられる優れモノ

これからハンドドリップコーヒーを楽しみたいと考えている人や、カフェのような高いクオリティのコーヒー味を家でいつでも味わいたいと考えている人は、ぜひMakuakeにて絶賛クラウドファンディング中の「POURX OURA」をチェックしてみてください!

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