Mac OS XでLZH圧縮ファイルを解凍する方法

こんにちは、NINO(@fatherlog)です。

圧縮ファイルの形式には、様々なものがある。

その中でもよく見る代表的なものとして、「ZIP」形式や「LZH」形式があげられる。

この圧縮ファイルをMacで扱う際に、「ZIP形式」であれば、その圧縮ファイルを開くとOS X標準機能で自動解凍してくれるので特に問題はない。

しかし、Windowsから送られてくるメールの添付ファイルでよくある「LZH形式」の場合は、標準の状態では扱うことができない。

今回は、Mac上でLZHファイルを解凍する方法を2つ紹介する。いずれもフリーソフトを導入し解凍する方法だ。

目次

The Unarchiver の導入

MacでLZH形式のファイルを解凍するには、「The Unarchiver」が便利。App Storeからダウンロードし、インストールすることができる。

App Storeより入手

App Storeアプリケーション右上の検索バーに「The Unarchiver」を入力し、検索する。該当のアプリケーションをダウンロード&インストールする。

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The Unarchiverを起動

インストールされたThe Unarchiverを起動すると環境設定が表示され、The Unarchiverで展開する圧縮ファイル形式を選択することができる。このように多種類のファイルを扱うことができる。

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解凍したいLZH圧縮ファイルをアプリアイコン上にドロップ

解凍する場合、解凍したいLZH形式の圧縮ファイルを、アプリーケーションフォルダにあるアプリアイコン上にドロップする。

エンコーディングは基本的に自動だが、自動判別できないときはエンコーディング形式を聞かれるので、「日本語(Mac OS)」を選択する。 maclzh4

 

「続ける」をクリックすると、LZH圧縮ファイルを保存していた同じフォルダ内に解凍した展開フォルダが作成される。

詳細設定からエンコーディングをあらかじめ指定することも可能

エンコーディングをあらかじめ設定しておけば、解凍する際に選択する必要がなくなるので、詳細設定のエンコーディングを「日本語(Mac OS)」に設定しておこう。

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Stuffit Expander 16を導入

もう一つのやり方は、「Stuffit Expander 16」を使用する方法。

こちらも「The Unarchiver」と同様にApp Storeからインストールする。

 

App Storeからインストール

App Storeアプリケーション右上の検索バーに「Stuffit Expander 16」を入力し、検索する。該当のアプリケーションをダウンロード&インストールする。

1

 

 

Stuffit Expander 16を起動

アプリケーションフォルダからStuffit Expander 16を起動する。初回起動時に登録を求められる場合があるが、特に登録しなくても使えるので「Do Not Register」を選択。

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デスクトップにアプリアイコン出現

起動が完了するとデスクトップにアプリアイコンが出現する。

解凍したいLZH圧縮ファイルを、このアプリアイコン上にドロップする。

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保存先を指定

解凍したファイルの保存先を好きな場所に指定する。

ここで私のMac環境下では、問題が発生。

画面左下及び右下の「New Folder」「Cancel」「Choose」をポインタでクリックすることができなかった。

よってキーボードのEnterキーで対応した。

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解凍が完了したら通知が表示される。

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まとめ

今回LZH圧縮ファイルをMacで解凍する方法として2つ紹介した。

「Stuffit Expander 16」の方が「The Unarchiver」に比べて解凍できるファイルの種類も多く、公開日も2015年と最近のものであるが、私の環境下では、保存先フォルダ指定の際にクリックができなかった問題もあり、あまりおすすめはしない。

「The Unarchiver」は、特にこれといった問題もなく作動させることができたし、展開できるファイル形式は25種類と「Stuffit Expander 16」よりは劣るが、それでも十分すぎる対応数である。

というわけで、「Stuffit Expander 16」の操作性が改善されることを期待し、現時点でMacでのLZH圧縮ファイル解凍には「The Unarchiver」をおすすめする。

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