どうも、NINO(@fatherlog)です。
MVNO市場がかなりにぎわいを見せ、その代名詞である「格安SIM」という言葉を耳にすることが多くなってきていますね。
au、ドコモ、ソフトバンクの3社から発売されている日本で人気の高い「iPhone」ですが、大手3キャリアで発売されたiPhoneはそれぞれ各社の「SIMロック」がかかっているため、格安通信事業社となる他社SIMを挿してもiPhoneは使えません。
ぼくが現在使っているiPhone6s Plusはauのキャリア版端末。通信費を抑えるため「格安SIM」にしたいんですが、当然auのSIMロックがかかっている状態なのでそれができません。
今回はau版iPhone(とはいっても実質iPhone6s/Plus)のSIMロックを解除する時に確認したいこと・解除する方法を解説!
実はぼくの場合、SIMロック解除できないってトラブルに見舞われてたんですが、無事に解決したんでそのへんもまとめてあります。
目次
そもそも「SIMロック」って何よ?
SIMロックを知らない人のために簡単に。
au、ドコモ、ソフトバンクといった特定のキャリアでiPhoneを購入し通信契約をする引き換えに毎月割を受けられるのでApple Online Storeで販売されているSIMフリー版より実質端末代金が安くなるというメリットがあります。
一方、他社のSIMを挿しても使えないというデメリットもあります。それが「SIMロック」です。
要は、「うちの会社の通信を契約してくれる代わりに安くするから、他の会社では使えねーようにロックしてやるぜ!」ってこと。
SIMロック解除義務化
こんな感じで国内大手3キャリアでiPhoneを買うとSIMロックされているのが日本では当たり前だったんですが、2014年7月に「SIMロックを解除しなさい」っていう総務省のお達しが出ました。
これによってau、ドコモ、ソフトバンクがSIMロック解除に関する基準を定めたんですねー。今ではSIMロック解除できる端末が増えてきています。
今回はauの場合に特化して解説していきます。
au版iPhoneをSIMロック解除する前に
「安心してください。公式ですよ!」
最初に言っておきますけど、コレ不正な解除方法じゃないです、ハイ。あくまでau公式の方法です。
SIMロック解除対象機種の条件
auでは下記3つの条件をすべて満たさないとSIMロック解除できません。
- 2015年5月以降に新たにauで発売されたSIMロック解除機能対応のスマホ/タブレット/Wi-Fiルーターなどであること。(詳細→対象機種一覧)
- 機種購入日から180日以上経過している機種であること
- ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと
ちなみに端末は分割支払い期間中でもSIMロック解除可能です。(auカスタマーサポート確認)
auの場合、iPhoneをSIMロック解除できるとはいえども実際はiPhone6s/Plusのみ。「2015年5月以降に発売された」って部分がネックなんですねー。この部分の規制が緩和されれば、もう少し前の機種にさかのぼってできるようになるかもしれませんが、現在のところそんな情報はありません。
iPhone6s/Plus組はそろそろSIMロック解除の対象期間到来!
各社とも機種購入後180日以降でSIMロック解除に応じるといった形。この記事作成時点でiPhone6s/Plus発売から半年である180日が大体経過しています。該当の人で格安SIM挿したいって人は、ぼちぼちとSIMロック解除を考えてもいいかもしれません。
au版iPhoneをSIMロック解除してみた!
では手持ちのiPhone6s PlusのSIMロック解除をしてみます。
SIMロックを解除するには2つの方法があります。
- パソコンやスマホから手続き(無料)
- auショップに持ち込んで手続き(手数料3,000円)
解除手続き自体は簡単なので①のパソコンやスマホからネット手続きした方が断然オススメ!
②の方法はオススメしません、同じ解除でも3,000円も実費でかかります、イタすぎる。
対象機種か事前に確認できる!
auではiPhoneのIMEIもしくはMEIDを入力することによりSIMロック解除対象機種か確認することができます。
→(au公式サイト)「SIMロック解除可能かどうか」を確認する
iPhoneのIMEIもしくはMEIDを調べる方法
事前確認する際に必要となるIMEIもしくはMEIDはiPhone本体から調べることができます。
ホーム画面から「設定」を起動し、一般 > 情報と進みます。
情報一覧の中から、IMEIもしくはMEIDの番号を確認します。画面長押しでコピーすることが可能。
いざ、確認!
ぼくはMEIDを使用しました。もちろんSIMロック解除できる気満々で、コピーした番号をさきほどのauの判定サイトへ入力した結果がこちら。
「なんでやねん!」
一応対象のiPhone6s Plusだし、購入してから180日以上経ってるし、ネットワーク利用制限かかってないし・・・。全ての条件を満たしているのに判定は「×」でした。
原因は意外な理由
基準を満たしているのに判定「×」に納得いかず157のauカスタマーサポートに電話。
回答は、「Apple Care+でiPhoneを修理しているとSIMロック解除条件を満たしていても×と表示されることがある」とのことでした。
ぼくはiPhoneにケース付けない派なんですが、画面を割ってしまいApple Care+で修理交換したことがあったんですね。原因はそれでした。
ちなみにauとのやりとりですが、担当者が不慣れなのかケースが希なのかは知りませんが20分ぐらいのやりとりでしたが、18分ぐらい保留時間でした。くそなげーわ。
結果、このようなケースの場合、auとの電話をもってSIMロック解除してもらえるようです。期間は1週間ほどでできるとのことでした。
SIMロック解除を確認する方法
同じくauに問い合わせましたが現在のところ、SIMロック解除を確認する方法は、「他社SIMを挿して使えるかどうか試す」というなんともアナログかつ強引な方法でしか確認できないそうです。
今後はウェブサイトでも確認できるように進めているとのことでした。
格安SIMへの移行を考えるんであればSIMロック解除を!
若干想定外のトラブルが発生しましたが、SIMロック解除はこれで完了。
トラブルがなければ、SIMロック解除はネットでの手続きが費用もかからないしとても簡単!
ちなみにトラブルがあったので、ぼくの場合のSIMロック解除方法は「auに電話する」でした。なんとも簡単。
格安SIMへの移行を考えていて、解除対象機種であればぜひやってみてください!
[btn class=”bg big”]au公式サイトでSIMロック解除してみる[/btn]