【レビュー】Bluetoothワイヤレス化したBOSE史上最強ヘッドホン「QuietComfort 35」は音質抜群!

どうも、NINO(@fatherlog)です。

日常、スマホや音楽再生端末にヘッドホンを接続して音楽を楽しむといった人も多いでしょう。

ヘッドホンやイヤホンをつけて音楽を楽しむ場面では、周囲の環境に騒音を伴います。

人の話し声、車が行き交う交通系の騒音、電車の中、飛行機の中など、我々の周りにはあらゆる騒音があります。

そんな、あらゆる騒音を一瞬にして消し去ってしまうことが可能なのがBOSEのノイズキャンセリング技術です。

BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンからBluetoothやNFCでワイヤレス接続できる「BOSE QuietComfort 35」が新登場!

新しいiPhoneから3.5mmイヤホン端子が消えるなんて噂もありますから、それを見越してのことなんでしょうか。

早速入手したのでレビューします!
 

目次

あらゆる騒音を一瞬で静寂な空間にする「ノイズキャンセリング技術」

「ノイズキャンセリング」を知らない方のために簡単に解説します。

BOSEのヘッドホンやイヤホンといえばこれを知っておけ!というくらい重要なのが、この「ノイズキャンセリング」です!

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あらゆる音は「波」となって私たちの耳に聞こえてきます。

「ノイズキャンセリング」では、イヤーカップの内側と外側の集音マイクから周囲の騒音を瞬時に解析し、騒音を打ち消す逆位相の音をヘッドホンスピーカーから出力することにより、強制的に静寂な空間を作り出す技術です。

音楽信号だけは干渉しないように、周囲の騒音だけ消してくれる独自技術のおかげで、とてもクリアな空間で音楽を純粋に楽しむことができます。

ぼくはこれまで、BOSEのノイズキャンセリングイヤホン「QC20」を愛用していました。一度ノイズキャンセリング機能を体験しててまうと、ノイズキャンセリング機能無しではいられなくなります。やみつきになりますね。

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BOSE製品の最強「ノイズキャンリング」にも気になる点が・・・

ノイズキャンセリングという技術は本当に優れモノで、どんな場所であっても一瞬にして静寂な環境を作り出すことができます。

ただ、こんな優れモノでも難点が一つだけありました。

それは「有線」で音楽再生端末と接続しなければならなかったということ。

有線だとコードが絡まったり、配線がどうしても気になってしまったりと、何かと煩わしい場面が多いです。

そんな要望がある中、登場したのが今回の新製品「BOSE Quiet Comfort 35(QC35)」!

QC35ではシリーズ初のワイヤレス化を果たしました!!

 

BOSE ノイズキャンセリング ワイヤレスヘッドホン「Quiet Comfort35」開封の儀!

というわけで発売早々、早速入手しました!

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白基調のシンプルなデザインです。

オシャレなパッケージに、先日我が家に仲間入りしたAmazon仕様のダンボーも大興奮!?

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箱裏面には、ディテールが書いてありました。日本語での表記は一切なし。

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箱の外側はフィルム包装されているのですが、側面には製品保証用シールが貼られていますので、ご注意を。

ぼくは、うっかり捨ててしまうところでした。

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はがした後は保証書やレシートにしっかりと貼っておいて保管しておきましょう。ぼくはAmazonの納品伝票に貼っておきました。

 

すぅーっと、つまみを引いてスリーブ内側の箱を引き出します。

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スリーブを外すと中から黒いずっしりとした箱がっ!

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BOSEロゴが美しい!

かっこいい箱だー。テンション上がるわ。

 

箱を開けると裏ブタにQC35のペアリング方法が分かりやすく書かれていました。

日本語ではありませんが、わかりやすい絵なので、Bluetooth機器を扱ったことのある人であれば直感的に接続できると思います。

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中から、保護ケース本体と説明書一式を取り出すと、防湿材が出てきました。

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BOSEのパッケージ梱包はさすがですわ!

 

専用保護ケースで日常の衝撃からしっかり保護

というわけで箱から中身一式を取り出しました。

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  • 本体一式が入った保護ケース
  • 取扱説明書類一式

 

取扱説明書は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語など主要言語で書かれています。

もちろん日本語表記もありますのでご安心を。

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専用保護ケース外側もしっかりとした作りになっていて耐久製がありそうなケースです。

日常の何気ない衝撃から本体をしっかりと保護してくれそうです。

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では、専用保護ケースを開けて中身をみていきます!

 

専用保護ケースを開けると、ヘッドホン本体とご対面!

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カラーバリエーションは「ブラック」と「シルバー」があります。

いつもは黒系統の色でガジェット類は揃えてますが、デモ画像にも多用されていてMacライクな色合いでかなり気に入ったので、「シルバー」を選択することに。

 

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ノイズキャンセリングが大活躍する飛行機で必須な「航空機変換プラグ」も専用収納スペースが設けられていてカチッと収めることができます。

 

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内側には小物収納ポケットがついているので、付属の3.5mmステレオケーブルや充電用USBケーブルなどをおれておくことができます。

ちなみに小物収納ポケットは外側にもあります。

 

こちらは、ヘッドホン本体を取り出したところ。

ケース内側もしっかりした頑丈な素材で作られているので、耐衝撃姓があって安心。

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ヘッドホン本体を収納するときは、ちょっと変わった形に折り曲げないと専用ハードケースに入れないんです。

「この折り方絶対覚えられないわー」って思ってましたが、折り方の絵が描かれたタグがしっかり付属されています。良かった。

 

「QC35」外観レビュー

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シルバーな本体とシルバーなケーブル類が付属品。

  • ヘッドホン本体
  • 充電用USBケーブル(長さ0.3m)
  • 3.5mmステレオオーディオケーブル(長さ1.2m)

充電時のアダプタはないので別途用意する必要がありますね。

ぼくが使っている2口USB端子があって急速充電も可能な「Anker PowerPort 2」はこういうときに便利です。

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前作のQC25は単四乾電池で稼働しましたが、QC35では充電式リチウムイオンバッテリーが採用されました。

充電性能は2時間15分で満充電ワイヤレスであれば20時間再生可能です。

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本体付属の3.5mmオーディオケーブル。

QC35はBluetoothやNFCによるワイヤレス接続が一番の特徴ですが、有線接続も可能。万一充電が切れてしまっても、有線接続によりノイズキャンセリング無しの通常ヘッドホンとして使用することができます。

長さは1.2mあるので、手元で音楽再生端末と接続するには十分な長さです。

 

左耳側のイヤーカップ外側。BOSEロゴが印象的ですね。

イヤーカップはアルミニウム製で軽いのが特徴。

その他、通話用のマイク端子があります。

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イヤーカップ下に3.5mmステレオケーブル用端子があります。有線接続する場合は、ここを使用します。

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続いて、右耳側のイヤーカップ外側。

BOSEロゴの上に電源スイッチがあります。その他ノイズキャンセリング用の集音マイク端子もあります。

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右耳側のイヤーカップ側面には、「+」「ー」音量調節用ボタンと真ん中にマルチファンクションボタンの3つのボタンがあります。

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マルチファンクションボタンは文字通り多機能。

2回カチカチっと押すと曲送り、3回押すと曲戻しが可能。電話がかかってきた場合は1回押すと応答/切断ができ、長押しすれば応答拒否ができます。

このボタン類は右耳カップにあるので基本右手で操作することになります。左利きの人はなれるのにちょっと苦労しそう。

 

装着時のLRはどうやって判断しようとかなと、LR表記を探すべくヘッドホン見渡していましたが、イヤーカップ内側に堂々と書いてありました!

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QC35の装着感はまさに「快適」

ヘッドホンの製品名「Quiet Comfort 35」の「Comfort(快適)」とあるように、その装着感もまさに快適そのものでした。

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ヘッドバンド内側はなんとも良い触り心地の素材である人工スエード「アルカンターラ」が採用されています。自動車の高級モデルで採用されている素材です。

 

内部のクッションはやわかいシリコン素材が採用され、人工皮革で覆われています。

耳の上に覆い被せても締め付けるような感じは全くなく、フワッとした心地よい装着感が得られました。

マシュマロよりふわふわですよ!

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アームはガラス繊維を練り込んだ強化プラスチックを採用。軽いのに十分な耐久性を誇ります。

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伸縮調節部分のヘッドバンドは耐久性のあるステンレススチールが使われています。

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ヘッドホンは日常的に頻繁に使うものの、高価な製品なのでなかなか買い換えることもできません。

このように耐久性のある素材が各所で使われて、長期間使用することができそうなのはとても嬉しい限り。

ペアリングや設定が便利なモバイル専用アプリ「BOSE CONNECT」

手持ち愛用機のiPhoneと接続して色々聞いてみることに。

音楽を楽しむにはBOSE専用モバイルアプリ「BOSE CONNECT」を入れるとペアリングや設定などがさらに便利にインストール。

というか、ペアリングしようとしたら自動的に誘導されました。

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アプリを起動すると電源がONになっているワイヤレス対応のBOSE製品を自動で検索してくれます。機器名称を決めることも可能。

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アプリでは機器の細かな設定ができます。未使用時の自動電源オフや操作音声言語を選択することも可能。

電池残量も確認できるので充電の目安になります。

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新たな機器とペアリングする際も便利。

アプリから「新しい機器に接続」をタップすればペアリングモードになり、他機器から検索出来る状態になります。

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「QC35」の気になる音質は!?

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QC35の「ノイズキャンセリング」性能は言わずもがな。消音能力ハンパないです!

購入して間もないのでキングオブ騒音である飛行機には乗れてませんが、電車の中と街中で装着してみた所、人やモノが動いている環境が嘘のように一瞬で音が消え、静寂の世界に包まれます。

「Quiet Comfort 35」の「Quiet(静けさ)」の部分ですね。

まぁ全く0ってわけでないですけど、「クラッシックの演奏会が始まる前の静かなんだけど物音が微かに聞こえるような静けさ」が近いかな。

それでいてヘッドホンスピーカーから出力される音はかなりクリアなもの。低音域もしっかりと響き、中音域や高音域は非常に透き通った音で聞こえてきます。

音楽を聴くバッググラウンド環境をクリアにした上で、クリアな音質の音楽を出力するので、もう「透明感」といえばすごいですわ。

再生されている音が1ミリの無駄もなくダイレクトに耳に入ってくる感覚。

そして重厚な音から高い抜けるような音までがしっかりと繋がってパワフルに押し出されるように聞こえてきます。

ここらへんは高級モデルだけあって、音質は総合的にかなり高評価。

ワイヤレス接続なので、無線接続による雑音なんかも気になっていたんですが、全く感じられなかったです。

 

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視聴していてふと「有線接続との違い」が気になったので、同じ曲を再生中に無線接続と有線接続の比較しました。

ちなみに比較した曲はぼくの好きな対照的なこの2曲。
ロック部門からはELLEGARDENの「Space Sonic」と、クラシック部門からはチャイコフスキーの「バイオリン協奏曲第1楽章」を選択。

比較結果は「どっちがどっちかわからない!」

つまり全く違いがありませんでした。

目隠ししてクイズ出されても絶対わからないですね。

雑音が入ることもないし、双方共にクリアな音が広がっていました。無線接続がこれほどまでに高音質なことに驚きです。

 

日常的に優雅な高音質を楽しみたい人に「QC35」オススメ!

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ヘッドホンをただ装着するだけでこれほどまでに音楽を楽しむ環境が整うのはすごいことです。「QC35」はそれを可能にしてくれます。

静寂な空間を作り出した上に、優雅なサウンドを奏でてくれます。

しかもワイヤレスなので、煩わしいコードもないのでスッキリ装着できます。

まさに毎日の音楽シーンに欠かせない「最高の相棒」となること間違いしっ!相当オススメです!

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